今日のタイトルは治部少輔殿です。つまり三成。
先月から読んでいた石田三成小説をようやく読破しました。
文庫本なんで、ホントは半日あれば読めてしまえるんですが、
なかなか時間が取れなかったのと、
残り関ヶ原のみになってしまったので、
どうにもこうにも決心がつかなかったのです(苦笑)
関ヶ原で三成(というか西軍)が負けるってわかってますからね。
ある意味死にネタですよ。
でも、思った以上に関ヶ原の戦闘シーンがカットされていて涙しました。
まぁ、関ヶ原の合戦だけで1冊の本ができてしまいますからね。
当然といえば当然なんでしょうけど。
けど、関ヶ原の合戦は本当に切ないと思います。
義が利に負けた戦ですからね。
豊臣恩顧の諸侯がこぞって徳川につくあたり、
(特に小早川が豊臣を裏切ったのは、やるせないの一言に尽きますね。
彼、秀吉の甥なのにさ……)
人間らしいというか、奇麗事では生きていけないっていうのが思い知らされます。
その点、三成は秀吉に対する忠誠心を最後まで貫き通した、
稀有な武将だったと思います。
でも、皆が皆、三成のようには生きていけないというのも事実でしょうね。
そして、正義が必ず勝つわけでもない。
個人的には正義という言葉は大嫌いなのですが(笑)
大義は確かに三成にあったと思うんですよ。
ある意味、これは豊臣の逆賊討伐戦ですから。
だからこそ、西軍が敗退したことが悲しいですね……。
ま、せっかく読破したので、近いうちに関ヶ原の資料館にでも行ってこようと思います。
あぁ、でもゼミ決まらないと呑気にそんなお出掛けも出来ないわけなんですけどね(苦笑)
さて、今晩は飲み会です。
正直、食欲があまりないのですが……。
割り勘だと思うと、精一杯食べなきゃなんない気がするので、
頑張って飲み食いしてこようと思います。